Tiny Desk Concert by NPR Music

大好きなYouTubeのチャンネル。NPRというアメリカの国営放送のビルがあってそのうちの1フロアが音楽の部署になっていて、その一角がライブスペースになっている面白いところがあって。オフィスだから従業員が普通に働いていて、招待されたアーティストはそのコーナーのカメラの前で演奏するスタイル。限られたスペースで、大きな音も出せないのでほぼ地声みたいな感じでアンプラグドに近いセットで演奏する。
このチャンネルの物凄いところは、その出演アーティストの豪華さですね。超ベテランから新進気鋭のアーティストまで、ジャンルも様々。基本的にどれを観てもカッコいいです。全部外れないんですけど、好きなのをいくつか。







ロバート・グラスパー・エクスペリメント。ジャズ、R&B、ヒップホップを融合させた新しいブラックミュージック。グルーヴィーなジャムセッションから2012年発表の名曲F.T.B.（Gonna Be Alright）への流れがヤバすぎ。





Superorganismも登場。今ロンドンで一番熱いのは彼女たちではないでしょうか。SNSで知り合って加入したというボーカルの女の子は日本人なんですよね。予想通りの楽しくてクールなライブ。






「今一番カッコいい10代」だった彼ももう24歳になりましたが、変わらずカッコいい。このアンプラグドでのライブは彼のサウンドにとても合っています。





先日ドラッグのオーバードーズであまりにも早い死を遂げ、世界中が悲しみに溢れたラッパーのMac Miller。亡くなる1ヶ月前のセッションもここで行われていました。最高にカッコいいです。







Adel。静かなピアノとアコギだけのシンプルなセット。完全な地声でマイクを使わないのは貴重な映像です。（オフィスなので声量抑えて歌ってるのがわかるのですが、それでもRolling in the Deepが凄い！カッコいい！）今は出産後で音楽活動をしばらくの間停止するそうだが新譜が待たれる。そしていつか来日して欲しい～。必ず行きます。






Tyler, The Creator。今一番好きなラッパー。いつものフロアと違ったこういった雰囲気のセッションはこのチャンネルならでは。それにしてもタイラーの時だけ照明が違うのは要望か。笑





なんと大御所、Tower of Powerも登場！今年50周年を迎えたFUNKバンドです。今年リリースした最新アルバムも、彼らのキャリアで老いてなお過去最高の出来でブッ飛びました。円熟のプレイ。カッコいい～。