映画とファッションの関係 #14 -ソナチネ-
ソナチネ(1993年)
北野作品は常に衣装が良い。近年の作品はヨウジヤマモトを多様しているが(北野作品のファッション・色彩で最高傑作であるDOLLSについてはまた別の機会に書きます)ソナチネといった初期の作品も素晴らしい。舞台である沖縄の青い海と、鮮やかなアロハシャツ、そして和彫りの刺青のコントラストがひとつの画面に収まる前衛さといったらもう・・。
美しくて、静かで、暴力的な作品。この作品もそうだが、ヨーロッパで北野作品の色彩は非常に高く評価されている。特に初期~中期作品で多様されていた(主にDOLLS以前)青の使い方は「キタノブルー」と称され高い評価を得ている。
実は「キタノブルー」は突然雨が降り出し、ファインダー越しの世界が青一色に染まったのが始まりだと言われている。余計な色を使うのが嫌いだった北野監督が、以来ブルーを意識して撮影するようになったのだそうです。
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