車の未来を予想する

VWの自動運転+EVの新しいワーゲンバスの発売が4年後に決まったそうです。
商業使用として物流の配送業用に別バージョンを製作することも発表されています。
テスラでは人の操縦が一切いらないレベル5の車を(運転席すら不要)今年中に発表すると言っています。
駐車場のタイムズを運営するパーク24はカーシェアリングをいち早く取り入れ、現在10億円単位の利益を上げています。
「車なんて持っていて当たり前」とまだ世間は思ってると思うけれど、車を所有しない人は想像以上に増えていて、世の中の変化しているスピードの方がずっと早いのは間違いないんです。
ここ近年、やっと駐車場業界にもAKIPPAって言う新しいベンチャーが登場して、今全国に都市部を中心に6000台の超格安の「一般的な駐車場」ではない駐車場が誕生しました。
ウチもずっと以前から登録してますけど、実際に利用者はここ最近目に見えて増えています。
つまりどういうことかと言うと、一般的な駐車場はどんどん余っていきます。
そして今後近いうちに都市部では車を所有する時代は終わるということです。
(これは予想ですけどタイムズは完全自動運転の車が発売されたら、いち早く全国のパーキングに設置するはずです。となると、ますます車を所有する人は減ります)
で、そうなると現在都市部に大量にある駐車場が余ってくる。となると都市部の不動産価格も下がります。
車の台数が圧倒的に減ってくると思うので既存の交通インフラを効率的に使えば道路もこれ以上作る必要なんてないし、その分の税金の使い道も大きく浮きますよね。

身近なところで言うと自動運車になれば外でお酒飲んで車で帰るのも可能になるでしょう。地方都市の飲食業界や寂れた飲み屋街などが昔のように潤って復活するかもしれません。

以上のことから車の未来は経済と生活を大きく変えると思っています。

地方都市在住の場合はやはり車が必要なので個人で所有するにしても、世代の交代する未来はずっとコンパクトな車(マイクロカー)が主流になってくるでしょうね。自動運転になると事故そのものが起きなくなるからボディも軽くて小さいので良くなるんです。さらに価格も安い。
だって現状実際4人乗りの車で4人乗ってる人なんて殆どいないし(ファミリー使用を除く)、だったら小さくていいのではと思います。たまに大きいのが使いたい時だけカーシェアリングで借りればいいんです。自動運転車なので、携帯のアプリで呼べば自宅前まで来てくれるでしょう。





新しくなった自動運転のワーゲンバス

それにしても、この各メーカー自動運転車特有の、のっぺりした デザインはカッコよくはないですよね。
空気抵抗を減らす、軽量化する、など走行距離を伸ばす為に考え抜かれた形なのは理解できますけど、。



 運転席は180度回転して足を伸ばして座ることも可能。





じゃあガソリン車やもっと言うと往年のクラシックカーはどうなるのか?
と言うと、圧倒的に減りはするけど車に限らずデザイン的にカッコいいものは無くなることはないでしょう。
良い悪いで簡単に語れる話でもないですけど、どんな時代にも昔のものを所有する喜びはあるし、そういった周りと同じが嫌いなニッチな層、マニアや懐古主義者、が一定数存在するからというのも理由です。



コメント