UNIQLO×JW ANDERSON

アイテム発表されました。ベースはやはりシグネチャーではなくてロエベの方でしたね。そのロエベのデザイン要素をユニクロの広いマーケットで売れる必要を考えて、ギリギリまで薄めた感じでしょうか。

なんか。ファストファッションのこういったコラボレーションはもう当たり前の時代になってしまいましたけど、業界がどんどん泥沼に突入している危惧が凄くあります。
外資のファストファッションが日本に入ってきて有名なデザイナーとコラボレートするようになったりして、最初は凄く良い時代になったなって思ってたんです。特に若い子達の選択肢が広がって、安い物から良い物まで自由な感性で「選ぶ」ことができるようになったから。
自分は今回のジョナサンのようにパリで発表する程のファッションデザイナーは高貴な芸術家だと思っています。
よく思うのは、こういったコラボレーションは安く買える事意外には何もメリットがないということ。生産者だったり、デザイナーだったり、消費者の意識だったり。
「ファストファッションで十分」これ以上こう思われてしまうと、ファッションの物作りの世界が崩壊してしまいます。
昨今のファッション業界については、沢山、思うことがあるので、また考えがまとまったら記事にしたいと思います。

下の写真は、今回のコラボレーションで良いなって思ったアイテムです。