HAIR COLOR
東京に住んでいた頃、土日に早く仕事が終わることがあればヘアウォッチングによく行っていました。特に好きだったのは渋谷の公園通り。自分の定休日の平日休みの時とは違い、週末の渋谷には色々な人種、年齢の人々が訪れるからです。
髪に値札は付いていませんが、そのヘアデザインの価値は見ればわかってしまうもので、やっぱり安い髪の毛はファッションも同様にその人の価値を現しているし、一見同じように見えるロングヘアでも、その表情は全然違って見えます。
前髪のデザイン、毛の流れ方、レイヤーの入れ方、髪の質に合った毛先の重さや軽さ、カラーリングの色、などなど見ていきます。
そして髪型で時代を問わずに人気なのは、やっぱりボブヘア。いつの時代も沢山街に溢れています。
ごくたまに、ものすごい良いデザインのボブを見かける時がありました。
僕は、そういうヘアにはすかさず、ストーカーのようにさりげなく近づいて、至近距離で観るようにしていました。(時には声をかけて写真を撮らせてもらったり。)
そういったヘアデザインは今でも鮮明に覚えているもので、ある夜、これは、本当にすごい!というグラデーションボブのデザインを発見した時がありました。
ハイライトとローライトを微妙にミックスした、とても素敵なヘアを身にまとった20代前半の女の子でした。
自分ならどの長さに設定するかを考えながら、至近距離から、彼女にわからないように観てみました。
どう考えても、このスタイルが彼女のデザインにしか、想定できないものでした。彼女にはいま、このカラーとこの長さが一番似合う!そういうグラデーションボブでした。
後頭部の丸み、ネープの処理も完璧。そしてなにより、サイドのボブのラインの消し方がハイテクニックでカットされていました。
その後、僕は女の子に声をかけて写真を撮らせてもらい、どこのサロンでカットしているんですか?と聞いたのですが、全く有名でもない都心以外の無名の美容師がカットしていると知り、さらに驚きました。
その時から思っているのは、いいデザインには理由が必ずあるということです。それは、有名な美容室がいいとか、地方の美容室は悪いとか、そんな次元ではとても語れないんだなとその時に感じました。ヘアに限ったことではないですが、いい仕事、いい物を観るというのは、このうえなく刺激になります。
・・そして引き続きカラーリングの実験に没頭しております。
最近は毎日満席で仕事が忙しいので、朝早く出勤して。
期待していた5月発売のカラー剤もフライングで手に入り、各メーカーの新製品もそれぞれメリット・デメリットはありますが、総じてレベルが高いです。カラーのクオリティが今年はさらにネクストレベルに上がりそうですね。ただし、より深い勉強が必要になっているのも確かです。
簡単な技術に見えて、実は一番、奥が深いのがヘアカラーリングだと感じています。
顔の中で形(ヘア)も大切なのですが、色(カラー)は
その人の人格さえも変わってしまうくらい重要なものだと思うからです。
例えばハイライトを入れるにしても、間違った箇所にウィービングすると、最悪の状態にもなりますから。失敗して消しゴムでは消せないのが、ヘアカラーの難しいところでもありますし、慎重にカラーを選定することが必要になるのです。
点と線HAIR COLOR COLLECTION
GREEN×ASH×ORANGE×BLACK
(あの時渋谷で見たヘアカラーのデザインを自分なりに再現したデザインです)
パールグレージュ (島根県からのお客様。いつもありがとうございます!)
BLACK×NAVY BLUE
BLACK×ORANGE
PURPLE×GREEN×BLUE×BLACK
ダスティングリーン×灰色
BABY PINK
POINT COLOR
(YELLOW×LIGHT GREEN)
ターゴイズブルー×イエロー
ショコラブラウン×ローライト
DARK BLUE
インナーカラー(BLUE×PURPLE)
*一部を除き、ベースにある程度の明るさ(ブリーチ)が必要な特殊なカラーリングになります。ご希望の方はご予約時にご相談ください。
髪に値札は付いていませんが、そのヘアデザインの価値は見ればわかってしまうもので、やっぱり安い髪の毛はファッションも同様にその人の価値を現しているし、一見同じように見えるロングヘアでも、その表情は全然違って見えます。
前髪のデザイン、毛の流れ方、レイヤーの入れ方、髪の質に合った毛先の重さや軽さ、カラーリングの色、などなど見ていきます。
そして髪型で時代を問わずに人気なのは、やっぱりボブヘア。いつの時代も沢山街に溢れています。
ごくたまに、ものすごい良いデザインのボブを見かける時がありました。
僕は、そういうヘアにはすかさず、ストーカーのようにさりげなく近づいて、至近距離で観るようにしていました。(時には声をかけて写真を撮らせてもらったり。)
そういったヘアデザインは今でも鮮明に覚えているもので、ある夜、これは、本当にすごい!というグラデーションボブのデザインを発見した時がありました。
ハイライトとローライトを微妙にミックスした、とても素敵なヘアを身にまとった20代前半の女の子でした。
自分ならどの長さに設定するかを考えながら、至近距離から、彼女にわからないように観てみました。
どう考えても、このスタイルが彼女のデザインにしか、想定できないものでした。彼女にはいま、このカラーとこの長さが一番似合う!そういうグラデーションボブでした。
後頭部の丸み、ネープの処理も完璧。そしてなにより、サイドのボブのラインの消し方がハイテクニックでカットされていました。
その後、僕は女の子に声をかけて写真を撮らせてもらい、どこのサロンでカットしているんですか?と聞いたのですが、全く有名でもない都心以外の無名の美容師がカットしていると知り、さらに驚きました。
その時から思っているのは、いいデザインには理由が必ずあるということです。それは、有名な美容室がいいとか、地方の美容室は悪いとか、そんな次元ではとても語れないんだなとその時に感じました。ヘアに限ったことではないですが、いい仕事、いい物を観るというのは、このうえなく刺激になります。
最近は毎日満席で仕事が忙しいので、朝早く出勤して。
期待していた5月発売のカラー剤もフライングで手に入り、各メーカーの新製品もそれぞれメリット・デメリットはありますが、総じてレベルが高いです。カラーのクオリティが今年はさらにネクストレベルに上がりそうですね。ただし、より深い勉強が必要になっているのも確かです。
簡単な技術に見えて、実は一番、奥が深いのがヘアカラーリングだと感じています。
顔の中で形(ヘア)も大切なのですが、色(カラー)は
その人の人格さえも変わってしまうくらい重要なものだと思うからです。
例えばハイライトを入れるにしても、間違った箇所にウィービングすると、最悪の状態にもなりますから。失敗して消しゴムでは消せないのが、ヘアカラーの難しいところでもありますし、慎重にカラーを選定することが必要になるのです。
点と線HAIR COLOR COLLECTION
GREEN×ASH×ORANGE×BLACK
(あの時渋谷で見たヘアカラーのデザインを自分なりに再現したデザインです)
パールグレージュ (島根県からのお客様。いつもありがとうございます!)
BLACK×NAVY BLUE
BLACK×ORANGE
BLUE STEEL(鉄色)
PURPLE×GREEN×BLUE×BLACK
ダスティングリーン×灰色
BABY PINK
POINT COLOR
(YELLOW×LIGHT GREEN)
ターゴイズブルー×イエロー
DARK BLUE
インナーカラー(BLUE×PURPLE)
*一部を除き、ベースにある程度の明るさ(ブリーチ)が必要な特殊なカラーリングになります。ご希望の方はご予約時にご相談ください。
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