刈り上げスタイル

hair / 点と線

刈り上げの似合わない人のポイントをまずひとつ。もみ上げが短い人、襟足が短い人です。
メンズの場合ですけど、もみ上げの長い人は前から見た時の雰囲気、横から見た時の雰囲気がとてもシャープでかっこいい!しかし、短い人はもみあげの無い分だけ男らしく見えないし、特に丸顔の人はもみあげを残すように上手く刈り上げなければなりません。
しかし女性の場合は逆で、もみあげの薄い人の方がセクシーな刈り上げになり、もみあげの濃い方は男性的になってしまうので、もし耳を出すスタイルにされるならこまめなヘアカットが必要になります。

そしてもうひとつ。襟足が短い人は後ろから見たときに極端に幼く見えてしまうから、この場合も、上手く襟足を残すようにカットしなければなりません。ですから刈り上げ=全部短くするとは限らないんです。
刈り上げでもっとも大切なのはその人それぞれの骨格をどう生かすかがポイントになります。特に東洋人は頭の形が悪い人が多いんです。
特筆すべきは、昭和20年代、30年代の人は極めて頭の形が悪いんです。それは時代背景が物語っています。
しかし昭和後半、そして平成生まれの人は頭の形が良くなってきています。
ですから、骨格を生かすヘアデザインを考えられるヘアスタイリストが上手いヘアスタイリストと言えます。
例えば、フロントの周り。ここの生え方によって前髪の長さが決まると言っても過言ではありません。
また、男性の場合はトップの頭頂部が人によっては薄くなる部分です。そこの部分をどう、多く見せるかが大切です。(これがデザインのポイントです)
刈り上げ、と一言で言っても、実際はデザインです。その人の一番いいポイントにまで刈り上げることが大切なんです。「少しだけ刈り上げてください」では、ないんです。

刈り上げが上手いヘアスタイリスト。それは、その人の髪の素材を見抜いて、骨格を生かしたヘアデザインができることです。そして、刈り上げの技術は、外科医が丁寧に慎重に手術できるのと同じく、見逃さない、技を磨くということが大切です。
面が大切ですか?濃淡を見ていますか?バランスが大切ですか?それは、刈り上げの技術においては全て大切なのです。





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