CHANEL Fall-Winter 2015/16 Haute Couture

カールラガーフェルドによるCHANEL2016秋冬オートクチュールコレクション。
ショーの冒頭、セットであるカジノの周りにバプティステ・ジャビコン、クリスティンスチュワート、ヴァネッサ・パラディス、菊地凛子、シャルロットゲンズブール、リリーローズデップ、G-DRAGON・・・名だたるCHANAELゆかりのVIPメンバーが登場し、座りルーレットを楽しむ。観客はまるでVIPのカジノの中にいるような気分になります。ゲームテーブルを設置し、ショーの中心にVIPゲストをあつめて、その周りをモデルが歩き回る演出。







バズカットと言われるボブのスタイルで統一されたモデルの女性たちが、これまた同じ暗いタイツを履き、同じ靴を履き、折り紙を折ったときのスタイルというのがいいのか−イブニングドレスはどれも羽やパール、レースが散りばめられていて、まるで20年代のスタイルを彷彿とさせる。








カールは今回のショーで、3DとSinterfinと呼ばれるレーザー技術を駆使している。
20世紀で最もアイコニックなジャケットを21世紀のバージョンとして生まれ変わらせるという技術的に想像がつかないようなアイディアから作られました。ワンピースのように長いベスト、なんと総裁部分が一切ないのだと、ショーが終わったカールがインタビューに答えていました。






オートクチュールを発展、続けていくということは、常に時と共に発展し続けていくということ。もしも暗いビルの中に眠らせてしまえば、誰もがその存在に気づくことはない、忘れられる存在になってしまうんだとカールは言っている。




ショーのラストルックは、タキシードスーツにドッキングされたウエディングスタイル。未来のモダンな結婚式スタイルを提案して幕を閉じた。とてもカッコいいと思います。



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