7人のシェイクスピア

第一部


今一番面白いと思っている漫画。人類史上最高の劇作家ウィリアム・シェイクスピア。その天才劇作家の謎に挑んだ大変な意欲作。田舎出身で教養もなかったシェイクスピアが、なぜこれほどの作品を作れたのか、その生涯については未だに謎が多く残っていますが、あらゆる芸術に影響を与えることになる永遠に歴史に残る作品を数多く残しています。ハロルド作石さんによるこの作品は「これ程の大傑作の数々は果たしてたった一人の人物によるものだったのだろうか」との斬新な着眼点からシェイクスピアを読み解き、シェイクスピアの作品はこの漫画に登場してくる7人の人物による創作なのではないかとの大胆な解釈をされています。
この説を元に、当時の宗教弾圧や陰謀などの歴史的背景と共にストーリーがしっかりと描かれており、数々の歴史に残る芸術作品の誕生の瞬間を描きます。
第一部では、7人の登場人物たちの生い立ちを・・。



 第二部 "NON SANZ DROICT"


そしてこちらの第二部では、いよいよ7人のプロフェッショナルな能力を持ったアーティストたちが集まり、プロジェクトチームとして始動を開始。後の成功への物語が描かれていきます。
ちなみに「シェイクスピア複数説」は決して突拍子もない話ではありません。実際に文学史の中でも研究されており、ハロルド氏も数多くの書籍を参照し物語を作り上げています。(大量の参考書籍は、各漫画の巻末にズラリと掲載されています)
漫画家の熱量を非常に感じる本作品。歴史物はやはり面白いです。



並べると第一部は主人公のシェイクスピアの顔が登場。

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