映画とファッションの関係 #16 -Metropolis-

 メトロポリス(1927)


SF映画の古典として、そしてフリッツ・ラング監督の代表作として、サイレント期の大作の1つとして名を残す作品。舞台は100年後の2027年を描く未来のヒューマノイドの話。
オープニングのタイトルグラフィックのデザインも痺れる程カッコいい。未来都市、地下の工場といった舞台セットの素晴らしさ。ロボットの造形と、悪のマリアと善のマリアの対比。特に悪のマリアの表情、メイク、乳首のみを隠した衣装で踊るダンス。カオスに溢れた群衆シーン・・・。
映像表現のクラシックであり、さらに当時の最先端、100年後を創造したファッションやインテリアデザインが今の時代に見るとどれほどカッコいいことか。
すでに著作権の切れた作品でもあるので、興味のある方は是非ネットで拾って御覧になってみてはいかがだろうか。
























































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