ペルーの食事情

現在、美食の世界最先端をいくのが南米地方でもありますが、中でもペルーに注目が集まっていて、世界中の美食家たちが料理目的で訪れています。
都内では南米料理ブームは随分以前から起きているような気もしますが、雑誌ELLE a tableでもここ最近は南米料理のレシピ紹介も常に行っていているので、ますますこの勢いは日本でも加速しそうです。
自分でも気になって色々とペルーの食材事情について調べていてわかったのですが、数千メートル級の山々が連なるペルーでは、野菜(特にイモ類が豊富)では何と数千種類もあり、アマゾンに近い市場では3mを超える淡水魚の数々が日常的に大量に捕獲され、チャラピタと呼ばれる薫り高いチリペッパーをはじめとする香辛料類も非常に豊富。
アンデスの穀類や、アマゾンで獲れる魚介類はペルーの固有種が多く、ここでしか食べられない。ペルー独自の伝統的な食材には、ほかの国ではなかなかお目にかかれないものも多そうです。
しかも同じ国でありながら、アンデス、アマゾン、そして沿岸部と、気候区分の異なるペルーでは、地方によっても売られているものがまったく異なる。そこに、スペインや中国、そして日本などからやってきた移民が持ち込んだ食材が加わり、ペルーの食事情は世界に類を見ないほどバラエティに富んだものとなったようです。
肉・魚・野菜・香辛料・・・豊富な食材類。当然、レストランのレベルは年々上昇。
ペルーは、世界を唸らせるグルメ大国に、なるべきしてなったのだと思います。







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